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1奇跡の意味

第1章 I節  奇跡の原理

I. Principles of Miracles

1. There is no order of difficulty in miracles.  One is not “harder” or “bigger” than another.  They are all the same.  All expressions of love are maximal.

奇跡に難易度の序列はありません。ある奇跡が別の奇跡より「難しい」とか「大きい」ということはありません。すべては同じものです。愛の表現はいずれも至高のものであるから。

maximalの意味は”the greatest or most complete”です。

原理1の解説

 

2. Miracles as such do not matter.  The only thing that matters is their Source, which is far beyond evaluation.

「奇跡」そのものは重要でありません。唯一重要なのはその源である「神」であり、評価を越えています。

“Source”のSが大文字であることから、神を指しています。

原理2の解説

 

3. Miracles occur naturally as expressions of love.  The real miracle is the love that inspires them.  In this sense everything that comes from love is a miracle.

奇跡は愛の表現として自然に起こります。本当の奇跡は、奇跡を呼び起こす愛のことです。この意味で、愛から発するものはすべて奇跡です。

“expression of love(愛の表現)”とあるので、奇跡は人と人との交わりで起こることが分かります。

 

4. All miracles mean life, and God is the Giver of life.  His Voice will direct you very specifically.  You will be told all you need to know.

すべての奇跡は命を意味し、神がその命の与え主です。神の声はあなたをとても具体的に導いてくれるでしょう。あなたが知らなければならないことはすべて告げられるでしょう。

「コース」では、神の声は聖霊を通して聞こえてくるそうです。

 

5. Miracles are habits, and should be involuntary.  They should not be under conscious control.  Consciously selected miracles can be misguided.

奇跡は習慣であり、無意識に為されるべきです。奇跡は意識の支配下に置かれるべきものではありません。意識的に選択した奇跡は誤った方向に導かれる可能性があります。

原理5の解説

 

6. Miracles are natural.  When they do not occur something has gone wrong.

奇跡は自然です。奇跡が起きないとき、何か間違いが起こったのです。

奇跡が自然であるということは、原理2~原理7にも別の観点から説明されています。

 

7. Miracles are everyone’s right, but purification is necessary first.

奇跡はすべての人の道ですが、その前に浄化が必要です。

マインドの浄化を指しています。

原理7の解説

 

8. Miracles are healing because they supply a lack; they are performed by those who temporarily have more for those who temporarily have less.

奇跡は欠乏感を補う(正す)ので癒しです。これは、一時的により持てる者が一時的により持たざる者に与えることでもたらされます。

“supply a lack”とは、「欠乏を補充する」という意味ですが、そうすると欠乏が現実のものとして捉えられてしまいます。そうではなくて、奇跡は「欠乏という間違った認識を正す」という意味で使われています。

”temporarily”というのが重要なポイントで、その時点で、正しい認識を持っている人がそうでない人を癒すように働きますが、この立場は入れ替わることがあるという意味で「一時的」です。

 

9. Miracles are a kind of exchange. Like all expressions of love, which are always miraculous in the true sense, the exchange reverses the physical laws. They bring more love both to the giver and the receiver.

奇跡はある種の交流です。すべての愛の表現、それは真の意味でいつも奇跡を引き起こしますが、交流も同じように物理的法則を逆転します。愛を与える者にも受け取る者にも、さらに多くの愛をもたらします。

物理的法則では与えれば与えただけ減るのですが、奇跡の交流では与えれば与えるほど増えるのです。

原理9の解説

 

10. The use of miracles as spectacles to induce belief is a misunderstanding of their purpose.

信仰を仰ぐために奇跡を見せものとして使うのは、その目的を履き違えています。

原理10の解説

 

11. Prayer is the medium of miracles. It is a means of communication of the created with the Creator. Though prayer love is received, and through miracles love is expressed.

祈りは奇跡の媒体です。祈りは創造された者が創造主と交信する方法です。祈りを通して愛は受け取られ、奇跡を通して愛は表現されます。

原理11の解説

 

12. Miracles are thoughts. Thoughts can represent the lower or bodily level of experience, or the higher or spiritual level of experience. One makes the physical, and the other creates the spiritual.

奇跡は思考です。思考は、低次または肉体レベルの経験を表すこともあれば、高次または精神レベルの経験を表すこともあります。一方は物理的世界を作り上げ、もう一方は精神世界を創造します。

「コース」では’make’と’create’の使い分けをします。’make’は「強いて~する」という意味があり、低次元の世界は、無理やり、あるいは歪曲されて作られました。他方、高次元の世界は’create’され、純粋に新しく創造されたのです。

原理12の解説

 

13. Miracles are both beginnings and endings, and so they alter the temporal order. They are always affirmation of rebirth, which seem to go back but really go forward. They undo the past in the present, and thus release the future.

奇跡は初めと終わりの両方であり、そうして時間の序列を変えます。奇跡は常に生まれ変わりを肯定します。それは、後退のように思えますが、実際は前進です。奇跡は、現在において過去を取り消し、そして結果として未来を解放します。

原理13の解説

 

14. Miracles bear witness to truth. They are convincing because they arise from conviction. Without conviction they deteriorate into magic, which is mindless and therefore destructive; or rather, the uncreative use of mind.

奇跡は真実を証言します。確信から生じるので説得力があります。確信がなければ、魔術に堕落してしまいます。それは容赦なく、ゆえに破壊的です。それよりはむしろ、創造的でないマインドの使い方をしているのです。

原理14の解説

 

15. Each day should be devoted to miracles. The purpose of time is to enable you to learn how to use time constructively. It is thus a teaching device and a means to an end. Time will cease when it is no longer useful in facilitating learning.

毎日、奇跡に心を向けるようにしましょう。どうしたら時間を建設的に使えるかを学ぶ場を提供するのが時間の目的です。したがって、時間は教育の道具であり、目的を達成するための手段です。もはや学びの助けにならなくなったとき、時間は消滅します。

原理15の解説

 

16. Miracles are teaching devices for demonstrating it is as blessed to give as to receive.  They simultaneously increase the strength of the giver and supply strength to the receiver.

奇跡は教えの道具で、受け取るのも与えるのも同じように神から祝福されることを示します。与える者の強さを増すと同時に、受け取る者の力も増強します。

原理9と同じことを言っています。与える者と受け取る者は一体です。

 

17. Miracles transcend the body.  They are sudden shifts into invisibility, away from the bodily level.  That is why they heal.

奇跡は肉体を超越します。肉体レベルから離れて、見えざるものに急激にシフトすることです。だから、奇跡は癒すのです。

‘invisibility’はマインドのことです。

原理17の解説

 

18. A miracle is a service.  It is the maximal service you can render to another.  It is a way of loving your neighbor as yourself.  You recognize your own and your neighbor’s worth simultaneously.

奇跡は奉仕です。それは、他の人に与えることができる究極の奉仕です。自分を愛するように隣人を愛する方法です。あなたは、自分自身の価値と隣人の価値を同時に認めることになります。

原理18の解説

 

19. Miracles make minds one in God.  They depend on cooperation because the Sonship is the sum of all that God created.  Miracles therefore reflect the laws of eternity, not of time.

奇跡は、神において個々のマインドを一つにします1そして、個々のマインドは協調に依存します。神の子は、神が創造したすべての総和だからです。したがって、奇跡は時間の法ではなく、永遠の法を反映するのです2

1:  すべてのマインドが本来一つであることを思い出させるということです。‘mind’は「心」よりも意味が広く、知性や思考や精神も含まれるので、そのまま「マインド」とします。

2:  「奇跡」は永遠の法を映し出します。永遠の法というのは、わたしたちがみな一体であり、今この瞬間に一体であるということです。

 

20. Miracles reawaken the awareness that the spirit, not the body, is the altar of truth.  This is the recognition that leads to the healing power of the miracle.

奇跡は、肉体ではなく、聖霊が真実の祭壇であることを呼び覚ましてくれます。この認識により、奇跡の癒す力へ導かれます。

ここは、後の神の祭壇(第2章III節)で説明されていることで、肉体は神の祭壇(真実の祭壇)にはならないということです。

 

21. Miracles are natural signs of forgiveness.  Through miracles you accept God’s forgiveness by extending it to others.

奇跡は赦しの自然な顕れです。奇跡を通して、あなたは神の赦しを受け入れ、他の人たちにも広げます。

「コース」でいう神の赦しは、神が赦すという意味ではなく、神の愛について述べているのだとKenneth Wapnick氏は説明しています。奇跡を通して、エゴの攻撃や憎しみから聖霊の愛にシフトします。そして、神の愛がわたしたちに広がり、さらにわたしたちを通して他の人々に広がります。これが、「コース」で言う癒しです。

 

22. Miracles are associated with fear only because of the belief that darkness can hide.  You believe that what your physical eyes cannot see does not exist.  This leads to a denial of spiritual sight.

奇跡が恐れを連想させるのは、闇を隠すことができると信じているからに過ぎません。あなたは、肉眼で見ることができないものは存在しないと信じています。これが、スピリチュアル的視覚の否定をもたらします。

原理22の解説

 

23. Miracles rearrange perception and place all levels in true perspective.  This is healing because sickness comes from confusing the levels.

奇跡は知覚の位置を置き換えて、あらゆるレベルを本当の位置に戻します。これよって癒されるのは、病がレベルの混乱から起こるためです。

原理23の解説

 

24. Miracles enable you to heal the sick and raise the dead because you made sickness and death yourself, and can therefore abolish both.  You are a miracle, capable of creating in the likeness of your Creator.  Everything else is your own nightmare, and does not exist.  Only the creations of light are real.

奇跡は、あなたが病気を癒し、死者を蘇らせるのを可能にします。なぜなら、あなた自身が病気と死を作ったので、どちらも無効にできるのです。あなたは奇跡であり、創造主と同じように創造することができます。その他のことはすべてあなた自身が作った悪夢で存在しません。実在するのは、光の創造だけです。

原理24の解説

 

25. Miracles are part of an interlocking chain of forgiveness which, when completed, is the Atonement.  Atonement works all the time and in all the dimensions of time.

奇跡は赦しの連鎖の一部で、それが完了するとき、贖罪となります。贖罪はいつのときも、時間のあらゆる次元で働きます。

‘all the dimensions of time’は、ホログラムの考えを反映しています。一人の人に対して赦しを行えば、同じ問題を提起する人全部を赦すことになります。それは、現世も別の人生も含めてです。マインドはみな繋がっているからです。だから、ある具体的な問題を正すと、‘Atonement’により、あらゆる次元の同じ問題が修正され癒されます。

原理25の解説

 

26. Miracles represent freedom from fear.  “Atoning” means “undoing.”  The undoing of fear is an essential part of the Atonement value of miracles.

奇跡は恐れからの解放を表します。「贖う」というのは「取り消す」という意味です。恐れの取り消しは、奇跡における贖罪の価値の最も重要な部分です。

原理26の解説

 

27. A miracle is a universal blessing from God through me to all my brothers.  It is the privilege of the forgiven to forgive.

奇跡はわたし1を通して全兄弟たちに流れる普遍的な神の恩恵です。赦された者にとって赦すことは特別な恩恵です2

1:  ヘレン・シャックマンに「奇跡のコース」を口述したのがイエス・キリストということなので、‘me’というのはイエス自身のことです。イエスは聖霊の顕現です。

2:  赦しを行ずれば、自分も赦されます。そして、赦しを受け入れれば受け入れるほど、他の人をもっと赦したくなります。互恵のプロセスです。

 

28. Miracles are a way of earning release from fear.  Revelation induces a state in which fear has already been abolished.  Miracles are thus a means and revelation is an end.

奇跡は、恐れから解放された状態に達する1方法です。啓示は、すでに恐れが消滅した状態を誘い起こします2したがって、奇跡は方法で、啓示は目的です。

1:  ‘earning’は、獲得ではなくて恐れからの解放に「到達する」という意味です。

2:  ‘revelation’(啓示)を受けるとき、瞬時にいかなる恐れも消えてしまいます。これは、わたしたちの中にある何かが完全にシフトして、神に全面的にオープンになるからです。しかし、この状態は永続しません。「啓示」は、天国を垣間見る経験のようなものなのでしょう。一度でもこれを味わった人は、その状態を再現しようとして精進するようです。

 

29. Miracles praise God through you.  They praise Him by honoring His creations, affirming their perfection.  They heal because they deny body-identification and affirm spirit-identification.

奇跡は、あなたを通して神を讃えます。神の創造に敬意を払い、その完全性を認めて神を讃えるのです。奇跡は、神の子を肉体と見ず、スピリットであると認めるので癒すのです。

原理29の解説

 

30.  By recognizing spirit, miracles adjust the levels of perception and show them in proper alignment.  This places spirit at the center; where it can communicate directly.

奇跡は、スピリットを認めることで、知覚のレベルを調整して正しい相関関係を示します。これにより、スピリットが中心に置かれます。そこで、スピリットは直接(神と)コミュニケーションができるようになります。

原理30の解説

 

31.  Miracles should inspire gratitude, not awe.  You should thank God for what you really are.  The children of God are holy and the miracle honors their holiness, which can be hidden but never lost.

奇跡は、畏敬の念ではなくて、感謝の気持ちを呼び起こすはずです。あなたの本質を神に感謝すべきです。神の子は尊い存在で、奇跡はその神聖さを褒め称えます。それは、隠れることがあっても決して失われることはありません。

原理31の解説

 

32.  I inspire all miracles, which are really intercessions.  They intercede for your holiness and make your perceptions holy.  By placing you beyond the physical laws they raise you into the sphere of celestial order.  In this order you are perfect.

わたしはあらゆる奇跡を呼び起こします。実際には取りなしです1あなたの神聖さを取りなしてあなたの知覚を神聖にします。あなたを物質の法則を越えたところに置いて、天空の地位へ持ち上げます2この場所で、あなたは完全です。

1:  ‘intercessions’は「仲裁、とりなし」という意味ですが、神の怒りが大きいために、イエスが間に立ってとりなすということを言っているのではありません。神の子としての神聖な本来の姿と、わたしたちが信じているセルフの間をとりなすということです。

2:  ここの部分は、奇跡がいかに物質の法則(エゴの仕掛けた法則)を超越するかということを伝えています。その結果、わたしたちの本質、スピリットであるという認識を回復させます。

 

33.  Miracles honor you because you are lovable.  They dispel illusions about yourself and perceive the light in you.  They thus atone for your errors by freeing you from your nightmares.  By releasing your mind from the imprisonment of your illusions, they restore your sanity.

奇跡は、あなたが愛すべき存在ゆえにあなたを讃えます。あなたに関する幻影を一掃し、あなたに宿る光を認めます。このようにして、あなたを悪夢から解放し、あなたの誤りを贖います。幻影という牢獄からあなたのマインドを解き放つことで、あなたに正気さを取り戻させます。

 

34.  Miracles restore the mind to its fullness.  By atoning for lack they establish perfect protection.  The spirit’s strength leaves no room for intrusions.

奇跡はマインドを最高の状態に戻します1。欠乏を贖うことで、完全な保護を確立します2このスピリットの強さは侵入の余地を残しません。

1:  Kenneth Wapnick氏によると、ここの‘fullness’は、‘the awareness of its fullness’のことで、完全さ、豊かさの認識(awareness)を戻すという意味です。わたしたちの本来の満ち足りた姿は、エゴが被せたベールで隠されており、奇跡はそのベールを取り除くだけです。

2:  ‘atoning for lack’は、欠乏を正すという意味です。エゴは、わたしたちに欠けるものがある、つまり不完全で傷つきやすいと教えます。だから保護されなければならないと。奇跡が示すのはその反対で、わたしたちには欠けるものがなく、保護が要らないことです。

 

35.  Miracles are expressions of love, but they may not always have observable effects.

奇跡は愛の表現ですが、いつも目に見える効果を現すとは限りません。

原理35の解説

 

36.  Miracles are examples of right thinking, aligning your perceptions with truth as God created it.

奇跡は正しい考え方の見本で、神が創造したままの真実にあなたの知覚を同調させます。

right thinking’は、エゴではなくて聖霊と同じように考えるということです。「コース」のもう少し後の方でright mindedness’という言葉が出てきますが同じ意味です。

 

37.  A miracle is a correction introduced into false thinking by me.  It acts as a catalyst, breaking up erroneous perception and recognizing it properly.  This places you under the Atonement principle, where perception is healed.  Until this has occurred, knowledge of the Divine Order is impossible.

奇跡は誤った考え方にわたしが導入した修正です。それは、誤った知覚を粉砕し、正しく再構築する触媒として働きます。こうして、あなたは、贖罪の原理の元に置かれ、知覚が癒されます。これが起きるまでは、神の秩序についての知識を得ることは不可能です。

「コース」では‘knowledge’(知識)は、「知覚」と対比して出てきます。知覚する限り、神の秩序についての知識が得られない、天国に行けないということですが、「コース」の目的は、この知覚を癒すことです。

 

38.  The Holy Spirit is the mechanism of miracles.  He recognizes both God’s creations and your illusions.  He separates the true from the false by His ability to perceive totally rather than selectively.

聖霊は奇跡のメカニズムの担い手です。神の創造とあなたの幻想の両方を認知します。選択的ではなく全体的に知覚する能力で、真実から虚偽を切り離します。

原理38の解説

 

39.  The miracle dissolves error because the Holy Spirit identifies error as false or unreal.  This is the same as saying that by perceiving light, darkness automatically disappears.

奇跡が過ちを消滅させるのは、聖霊が過ちを虚偽、または非実在であると認識するからです。これは、光を知覚すれば暗闇が自然に消滅すると言うのと同じです。

原理39の解説

 

40.  The miracle acknowledges everyone as your brother and mine.  It is a way of perceiving the universal mark of God.

奇跡は、誰もがあなたの兄弟であり、わたしの兄弟であることを認めます。それは、神の普遍的な現れを知覚する方法です。

 

41.  Wholeness is the perceptual content of miracles.  They thus correct, or atone for, the faulty perception of lack.

完全無欠であるということが奇跡の知覚する内容です。こうして、奇跡は欠乏感という誤った知覚を正して償うのです。

 

42.  A major contribution of miracles is their strength in releasing you from your false sense of isolation, deprivation and lack.

奇跡の主な貢献は、分離感、喪失感、欠乏感という誤った意識からあなたを解放させる強さです。

原理42の解説

 

43.  Miracles arise from a miraculous state of mind, or a state of miracle-readiness.

奇跡は、奇跡を起こすマインドの状態、あるいは奇跡を受け入れる準備ができた状態から生まれます。

これは、後に出てくるright-mindedness’のことを言っています。

 

44.  The miracle is an expression of an inner awareness of Christ and the acceptance of His Atonement.

奇跡は、内面におけるキリストの自覚を表現することであり、キリストの贖罪を受け入れることです。

キリストの贖罪を受け入れることは、キリストと共にあるという原理を受け入れるものです。奇跡は、あくまでキリストの表現であって、覚醒そのものでないことが分かります。奇跡が真実の投影であり、真実そのものでないからです。幻想の世界の中でのみ意味があるのが奇跡です。

 

45.  A miracle is never lost.  It may touch many people you have not even met, and produce undreamed of changes in situations of which you are not even aware.

奇跡は決して失われることはありません。奇跡は、あなたがまだ会ったこともない多くの人々に触れ、あなたが気づいてもいない状況で思いも寄らない変化を生みます。

この原理は、原理35と同じことを言っています。わたしたちがみな一つに結ばれ、時空間のすべてが一所にあるホログラムのようなものです。すべてはつながっている、だから、不平や分離しているという思い込みを手放すことがどれほど強力なものかを推し量ることはできません。癒しは、肉体的に存在している人だけでなく、すでに地上を離れた人にも及びます。

 

46.  The Holy Spirit is the highest communication medium.  Miracles do not involve this type of communication, because they are temporary communication devices.  When you return to your original form of communication with God by direct revelation, the need for miracles is over.

聖霊は最も高度なコミュニケーションの仲介者です1奇跡がこの種のコミュニケーションには関わらないのは、一時的なコミュニケーションの道具であるからです。神から直接啓示を受けるという本来のコミュニケーションに戻るとき、奇跡の必要は無くなります2

1:  神が聖霊を通してわたしたちにコミュニケートするというアイデアを反映しています。聖霊は、実在と夢(天国と地獄)の間の橋渡し役です。

2:  わたしたちがみな課題を終え、赦すべき人をみな赦したとき、もはや分離したマインドはなく、したがって神と再び連結する必要もなくなるので、仲介する聖霊の役目は終わります。そして、わたしたちは、神との完全なワンネスの覚醒を回復します。

 

47.  The miracle is a learning device that lessens the need for time.  It establishes an out-of-pattern time interval not under the usual laws of time.  In this sense it is timeless.

奇跡は、時間の必要性を低下させる学習の道具です。通常の時間の法則に支配されない、パターンを外れた時間間隔を確立します。この意味で、奇跡は時間を超越しています。

原理47の解説

 

48.  The miracle is the only device at your immediate disposal for controlling time.  Only revelation transcends it, having nothing to do with time at all.

奇跡は、時間を制御するのに今すぐ自由に使える唯一の道具です。啓示のみが、時間とは何の関係も持たず、時間を超越します。

原理48の解説

 

49.  The miracle makes no distinction among degrees of misperception.  It is a device for perception correction, effective quite apart from either the degree or the direction of the error.  This is its true indiscriminateness.

奇跡は、誤りの度合いで知覚を区別することはありません。それは、知覚を修正する道具であり、その誤りの度合いや方向からまったく離れて有効です。これが、本当の意味で奇跡の無差別性です。

原理49の解説

 

50.  The miracle compares what you have made with creation, accepting what is in accord with it as true, and rejecting what is out of accord as false.

奇跡は、あなたが作成したものを創造と比較して、創造に即したものは真実として受け入れ、創造に即さないものは虚偽として拒みます。

原理50の解説

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